3月12日、スイーツの日。

本日3月12日は、スイーツの日とされています。
これは「ス(3)イ(1)ーツ(2)」の語呂合わせから来ており、「スイーツの魅力を多くの人に広める」目的で制定されたといわれています。
仕事や勉強の合間で一息つくとき、自分へのご褒美、誰かとシェアしたいなど、甘いお菓子を楽しむ人は少なくないと思います。

なかには、自分で作ったお菓子の販売にチャレンジしたい人もいるかもしれません。
お菓子を作って販売するには「菓子製造業許可」という許可が必要なことをご存じでしょうか?

菓子製造業許可とは

「菓子製造業許可」とは、食品衛生法に基づき、お菓子を製造して販売するために保健所からもらう許可のことです。
個人間で楽しむ分には問題ありませんが、誰かに売るとなると、安全に食べられるものを提供する責任が生まれます。
そのため、衛生管理がしっかりされた場所で作る必要があります。

許可を取るためには、専用の調理場を用意しなければならず、家庭のキッチンでは許可がおりないことが多いです。
調理スペースの壁や床は掃除しやすい素材で作られているか、手洗い場や換気設備は整っているか、など細かい基準をクリアする必要があります。
さらに、食品衛生責任者の資格を持っている人がいることも条件となります。

こうした基準は、消費者が安心してお菓子を食べられるためにあります。
万が一、衛生管理が不十分で食中毒を起こしてしまったら大変なことになります。



世の中で販売されているお菓子は、安全な環境で作られたものだからこそ、おいしく楽しむことができるのです。
そのために、見えないところで支えられている仕組みがあるのですね。

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